どうもこんにちは!
通関士Keyです。
初投稿となりますので、
私の自己紹介はこちらをご覧ください!
先ずは宅建士試験を受験された皆様。
お疲れ様でした。
いやー。。。
難しかったですね。
特に民法。
私、試験中フリーズしました。
受験された皆さんはどうでしたか?
さて記念すべき初投稿のタイトル
「通関士が宅建士試験を受けてみた」と言うお話なんですけども、、、
通関士と宅建士は
全く違う職業ですが、
何かと比較しやすい資格で、
両方とも国家資格でありながら
合格率も15%前後、
受験資格はなく、
誰でも受けられる試験という点が
共通しております。
「どっちが難しいか?」
「どっちが役立つか?」
「どっちを受けるべきか?」
予備校や掲示板の質問などにも、
そのような比較材料として
たまに見かけることがあります。
しかし、
今回は更に
具体的に皆様の疑問に答えを導くべく、
実際にこの通関士である私が
宅建士試験を体験をして、
その結果を発信していきたいと思います。
通関士vs宅建士
どっちを受験されるか?
迷ってる学生の方は必見です!!
是非参考にしていただければと思います。
そして現役の通関士、宅建士、
社会人受験生の皆様も、
一つのエンターテイメントとして
楽しんでいただけたらなと思います!!
そして、この記事は近々、
YouTube「通関士Keyちゃんねる」にて
動画Ver.においても配信を予定しております。
リンクは下記に貼っておきます。
もし良かったら見てください!
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よろしくお願いいたします。
通関士試験と宅建士試験の比較
・どっちが難しいか?
・どっちが役立つか?
・どっちを受けるべきか?
それでは、本題に入ります。
私、通関士Keyが
2022年(令和4年)の
宅建士試験を受けてきました。
気になる結果はどうだったのか?
結果をお知らせいたします。
権利関係 10点/14点
法令上の制限 6点/8点
税関係 2点/3点
宅建業法 15点/20点
その他 4点/5点
合 計 37点でした。
合格発表まで、まだ分かりませんが、
各専門学校の今年の合格予想点数は
36点前後ではないかと言われております。
ギリギリではありますが、
何とか
予想合格ラインには届いてる状態です。
あとはマークミスがない事を祈り、
2022年11月22日(火)の
合格発表まで待ちたいと思います。
今回の記事では、
合格するか否かは
とりあえず置いておいて、
私が出した結論!!
通関士が宅建士試験を受けてみた結果、
「どっちが難しいか?」
と言う疑問の答えは、
「どっちも難しいです!」
難易度的には、
ほぼ同じと理解して頂いてです結構です。
ただし、
通関士試験にはあって、
宅建試験には無いもの。
それは4つありました。
宅建士試験は
合計2時間で1回の試験で終わりますが、
通関士試験は
午前と午後に分かれて
合計4時間10分と
3科目に分けられて試験があり、
非常に長く集中を切らさずに
挑むことが求められます!!
宅建士試験には
電卓を使う問題はなく、
暗算若しくは筆算で
税金や報酬額、
相続割合などの計算が求められます。
しかし通関士試験には、
電卓を使用することが認められ
関税、消費税、地方消費税に加え、
延滞税、過少申告加算税、
無申告加算税・重加算税のような
附帯税などの計算が求められます。
その計算を解くには、
何を足して、何を引くか。
その出た答えに対して、
税率は何%を掛けるのか?
そういった、
とても複雑な計算が求められます。
そのような状況下の中で、
更に追い打ちを掛けるのが
試験会場に響き渡る電卓を叩く音。
これがまたプレッシャーを与え、
平常心を妨げられます。
並大抵の精神力では
乗り越えることは出来ません。
受験者の多くは、
この電卓音で精神的にやられてしまいます。
模試等で慣れてないと
試験中フリーズしてします!!
ご注意ください!!
宅建士試験では、
権利関係、
法令上の制限、
税・その他、
宅建業法の4科目で合計50問中、
合格するには
35点〜38点を取らなくてはなりません。
具体的に言いますと、
受験者数の上位15%以内に
食い込む必要があります。
その目安となる点数が
35点〜38点という事になり、
その年によって
合格ラインの点数も変動します。
一方、通関士試験では、
合計3科目の試験に分けられ、
各科目の正解率が
60%以上を取らなければ
合格することは出来ません。
1科目でも60%を下回ったら場合は、
不合格となります。
年によっては、
正解率55%とまで引き下げられ、
宅建士試験同様、
合格率を15%前後に
調整される傾向があります。
ちなみに、
3科目中2科目が
正解率60%を上回った場合でも、
その科目が翌年免除等の優遇措置は
受けられることはありません。
また1から出直しという事になります。
勉強時間です。
宅建士試験は、早い方でも
300時間は必要とされてるのに対し、
通関士試験は、電卓問題が多い分
400時間程度が必要とされております。
中には
「2週間で受かりました!」
とか言う人もいるみたいなんですけど、
そのような人は別格だから、
一緒にしちゃダメです。
このように比較すると、
私が感じた宅建士と通関士の難易度は、
先ほど申し上げたとおり、
同等だと思いますが、
「労力的」には
通関士試験の方が苦労します。
通関士試験を受けた方に
分かりやすくお伝えすると、
宅建士試験とは、
「通関業法」と「関税法」が
一つになり
2時間50問で解く試験と言うレベルです!
また
宅建士試験を受けた方に
分かりやすくお伝えすると、
宅建士試験が終了したあと、
更に1時間40分の
電卓を使用した試験が追加される
と言うイメージです。
お昼を挟みますので、
午後はとても眠くなります。
それと試験時間も長いので
トイレに行きたくなると最悪です。
このように宅建士試験以上に
勉強時間、試験時間が長くて、
労力的にも苦労する試験。
それが通関士試験でございます。
「どっちが役立つか?」
もちろんどっちも役立ちます。
通関士、宅建士、
両方共、既得権益がある資格なので、
目的は違いますが、
貿易業界であれば、
唯一の国家資格である通関士。
会社のみならず、
大手商社からも、信頼される一方、
税関からは厳しい目で見られ、
申告の間違いやミスは絶対に許されない
責任ある職業となります。
「失敗して覚えろ!」
それは
通関士には通用しない職業でございます。
しかしその責任と誇りとプライドを持って
業務を遂行しているのも
通関士のお仕事なのです!
不動産業界であれば、
不動産取引による重要事項説明は
宅建士にしか行うことができません。
会社のみならず、
一般素人のお客様からも信頼される一方、
重要事項説明では絶対にミスは許されず、
通関士同様、
失敗して覚えるような
仕事ではございません。
かなり責任重大です。
通関士、宅建士は
それぞれの業界において、
ネームバリューもあり
一目置かれる存在です。
会社からも重宝されることは
間違いありません。
「どっちを受けるべきか?」
世界に興味があるなら、通関士。
家に興味があるなら、宅建士。
私はどっちも興味があったので、
両方受験しました!!
どっちも興味がないなら、
先ずは小さなことからでも構いません。
「自分の興味があるものは何か?」を
見つけてください。
その延長線上に、
その道を極めスペシャリストとして
活躍できる「資格」と言うものが
きっとあるはずです。
是非、皆さんも
資格取得に挑戦してみてください。
資格取得は、
自分にとってのステータスでもあり、
何より「自分にしか出来ないこと!」の
強みにもなります。そして、
自分の人生は
自分で切り開くしか人生は変わりません。
そのきっかけが、
資格を取得したことで
大きく関わってくることでしょう!
やる気、努力、挑戦!!
この3つのスイッチを押すのは、
自分自身です!!
また、今後も定期的に
記事を書いていきます。
私の変わった勉強方法も
紹介していきたいと思いますので、
ブックマークや
お気に入り登録をいて頂けたら幸いです。
是非よろしくお願いいたします。
最後まで
見ていただきまして
ありがとうございました。
それでは、また次回!
バイ・バイ!